Monson Lake, Minnesota

★我が家のミニキャンプ旅行記★

7月4日はアメリカの独立記念日。この連休を利用して、地元のアメリカ人達は親戚やお友達を招いて野外でBBQをしたり、キャンプに行ったりします。私達家族もこの連休を利用して、ミネアポリスから西へ約50マイルほど離れた小さな町にあるモンソン湖というところへキャンプに行ってきました。
 

・ うちはテントでキャンプする本格派(?)。理想としては早朝出発してお昼ごろにテントを建てる。でも旦那の仕事の都合で初日は夕方の5時ごろ出発。キャンプ地は照明がないのが普通で、夜に到着になるとどうしても懐中電灯や車のライトを利用してテントを張りました。その上に蚊がすごいこと、すごいこと。やっと建て終わって寝たと思ったらいきなり、「ごおおお〜〜」というスゴイ音が!そう、竜巻が起こりそうなストームがあったのです。タカは蚊とその音で眠れもせず、初っぱなから大変な目にあいました。

 

・ 翌朝は嵐のあとに涼しい空気が入ってきたのでぐっすりと寝ました。この時点でもう私のほうはギブアップ気味でしたが、とりあえず釣りが目的のキャンプなので気を取り直して釣具店で買出し。小さい町の住民はよそ物に冷たいという経験があってちょっと心配でしたが、ここのお店の人たちはすごくフレンドリー。お店の中はつり用の餌のほかにも、秋にシーズンオープンする鹿狩り用のライフルや銃弾、それに軍用品などが置いてありました。

ガスマスクまで置いてあったこのお店。昔、沖縄にあった米軍流出品店を思い出した私でした。

 

・ それからSpicer という人口千人ほどの小さな町で独立記念日の御祭りをやっているということでたずねて見ました。モンソン湖よりも透き通っていたこの湖のビーチには沢山の人で賑わっていました。ビーチ沿いにはバスケットコートがあり、3人制バスケ大会が開かれていてティーンで盛り上がってました。
・もうちょっと運転するとWilmerというちょっと大き目の町があるんだけど、ここでは何故か独立記念日の御祭りはないのでたぶんSpicerに流れてきているのではないかというくらい、沢山人がいました。気温は昨日ほど高くなかったけれど絶好のビーチ日和でした。

ビーチを満喫するタカ君。

 

亀甲羅ポシェットのほかに牛の足かばん、コヨーテ歯のネックレスなど。

 

・そこで平行して行われていた自称「アートフェアー」。出ていたお店はどっちかっていうとフリーマーケットのようなものが多く、あまり見るものも無かったんですが、このお店はひときわ目立ってました。インディアンショップ、という肩書きですが、お店の中の商品は動物愛護教会から非難を受けそうな皮や骨を使用したものばかり。でも本当にハンドメードっていう感じで変によかったです。亀の甲羅でできたポシェットとか購入したかったのですが旦那の反対に会い、あえなく断念。
・ キャンプ地では経験20数年以上を誇る旦那が、テントの組み立てから魚のおろしと料理まで全部やってくれ、妻の私はタカの子守に専念できました。予約しといたキャンプ地が日当たりが悪く、蚊がひどかったのですが、事前に購入しておいた虫除けの”OFF"が結構ききました。

お父さんがんばってる!ちなみに料理は全てこのスクリーンテント(蚊帳のようなもの)で行います。ミネソタのキャンプには必須!

 

金曜日の朝の釣りの結果で暗ぁ〜くなっていた旦那でしたがその後の大漁で気分上々♪嵐のあとの食いつきはあまりよくないようです。

 

・肝心の釣りのほうですが、金曜日の朝の収穫は0。午後もSpicerから帰ってきてまたカヌーを出し、釣りに出かけました。そのころからかかるようになって、土、日は大漁!おかげで夕飯はずっとお魚料理を満喫できました♪釣れた魚のほとんどはSunfishと呼ばれる、ちょっと丸っこくて薄いので食べられるとこが余り無いのですがさっぱりしていて美味でした。Northen pikeもかかったのですがそれより美味しかった。

Wilmarの機関車。あいにく、博物館のほうは祝日でお休み。

・その後はSpicerでの花火大会を楽しんだり、Wilmarの機関車を見に行ったりして連休を満喫。アウトドアーもいいけど家に帰ってほっとしました。やっぱり自分の家が一番!と思ってたら、旦那から月曜日に仕事場から電話があり、旦那:「家に戻ってくるの、辛いよなあ」 私:「…キャンプは男にしか理解できないロマンがあるようです。

まるで葉っぱのような蛾。

 

Updated July 9, 2003

 

 

 

 

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